マンダラパステルアーティスト 左近士 祐子
私はある日
引き込まれるように
導かれるように
何か私の身体を使って導いているかのように
パステルという画材に出逢い
マンダラパステルアートの世界に引き込まれました。
それは突然でした・・・。
理由なんてありませんでした。
ただ、何時間描いていても
ワクワクする・・・そんな無意識の世界。
それって、
犬にテニスボールを投げたら
犬が無意識に取りに行く感覚かも知れない。
考える世界ではなく
経験から自分なりに導き出して創っているものでもなく
好きだから
「好き」という世界。
ほうきに乗ったら
空を飛べるんだと思って
家にあったほうきを手にして
屋根に登り
ほうきにまたがって
屋根から飛んだ・・・
空を飛んでいるイメージから
ママが球根を植えたばかりの
花壇に不時着。
飛ぶことはできなかった
けれど
幼い私は
私が飛べないんじゃなくて
「うちのほうきが飛ばないほうきなんだ！！」と思い
ママに折れたほうきをみせながら
「どうして、うちのほうきは飛ばないの
飛ぶほうきにしてよ」
と言ってしまうくらい
子供の頃は
一般常識で考えるオトナからみたら
「アホだ」と言われるようなことでも
目に映ること
感じることすべてに
不可能という文字は存在していなかった。
ただやりたいから、やっていた。
そんな子供の頃は
毎日が奇跡の連続だったかも知れない。
オトナになることで
忘れてしまっていたと思っていたことは
決してなくなってはいなかったんだと
私は作品を創り続け
提供し続けること
このマンダラパステルアートを通じて
私の体験や気付きも伝え
そのパンドラの箱の鍵を開くキッカケになると
思っています。
そう、
全ての人は
クリエイターであり
アーティストなのです。
心から感謝を込めて。
左近士 祐子
